どうも、けろたそです。
引越しってやたらお金がかかりませんか。
特に、賃貸物件を契約する時の初期費用ってなんであんなに高いんでしょうね。
しかし、初期費用って交渉次第で安くできることはご存知でしょうか。
僕の経験ですが、この記事で紹介したことを実践することで約8万円も初期費用を安くすることができました。
この記事を読めば、賃貸物件の初期費用を安くすることができます。
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初期費用で交渉できる項目
今はネットでいろんな情報が手に入る。
中でも初期費用について、「マジでこれだけは知っておけ」というものを見つけた。
ぼくはこの情報で、初期費用を約8万円抑えることができました。(2社と比較)
具体的には下記です。もちろん僕はB社と契約。
費用項目 | A社 | B社 |
---|---|---|
家賃(共営費込) | 45,000円 | 43,000円 |
修繕費 | 50,000円 | 50,000円 |
害虫駆除費 | 20,000円 | 0円 |
火災保険 | 20,000円 | 0円 |
安心入居サポート | 16,500円 | 0円 |
仲介手数料 | 46,200円 | 22,000円 |
交渉で0円、または安くなった初期費用は下記。
- 仲介手数料
- 害虫駆除費
- 火災保険
- 安心入居サポート
それぞれみていきましょう。
また、家賃以外で必要になることがある費用についてはこちらの記事で解説していますので、興味がある方はチェックしてみてください。
-
参考【賃貸の罠】家賃以外に必要になる費用を見逃すな
続きを見る
仲介手数料は家賃の0.5ヶ月分
管理会社で契約すると必ず仲介手数料を請求されます。
じつは管理会社が請求していい仲介手数料は、家賃の0.5ヶ月分まで。これ以上に、仲介手数料を請求してくる不動産はやばいです。
実は裁判でも初期費用返金の判例があります。
https://mainichi.jp/articles/20190808/k00/00m/040/247000c
第四貸借の媒介に関する報酬の額
宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の 額(当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。)の合計額は、当該宅地又は 建物の借賃(当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものであ る場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。)の一月分の一・〇八倍に相当 する金額以内とする。この場合において、居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方 から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たつて当該依頼者の承諾を得ている 場合を除き、借賃の一月分の〇・五四倍に相当する金額以内とする。
https://www.mlit.go.jp/common/001213871.pdf
管理会社が請求できるのは大家(物件のオーナー)から0.5ヶ月分、借主から0.5ヶ月分の合わせて1.0ヶ月分までです。
つまり物件を借りる人は0.5ヶ月分しか払う必要がありません。
もし見積もりで仲介手数料を0.5ヶ月分請求してきたら、上記の判例資料などをだして指摘しましょう。
悪質な不動産だったら、知らないと思って普通に請求してきます。
害虫駆除費は必要ない、バルサンで十分
まず害虫駆除費、これマジでいらないです。
こんなもん、自分でバルサンしとけばよろしい。
害虫駆除費の相場は、10,000円~30,000円(税別)。
僕が使ったバルサンが、1,000円。
でもこの「害虫駆除」、普通の防虫スプレー(バルサン)を吹きかけてるだけって知ってますか?
理由は、単純に不動産屋の利益になるからです。^^
何も知らない客が、スプレーしとけばお金くれるんですからそりゃ儲かりますわ。
2018年に起こった「札幌不動産仲介店舗ガス爆発事故」は未使用の除菌消臭スプレー120本を廃棄するため、噴射して空にするという処理を行っていたときに起こった事故でした。これって害虫駆除してる人間も素人ってことになりませんかね。管理もずさんです。
不動産屋によって「消臭」「除菌」「抗菌」など言い方は様々ですが、この類のやつは総じていらない。
心配な人は、バルサンしておいてください。
こんな必要ないお金は払う必要なし。
火災保険は個人で加入する
賃貸物件を契約する時、必要になるのが火災保険。
この火災保険料も作業開始に含まれます。
管理会社からおすすめされるものは年間2万円と高い。
しかし、火災保険は自分ですきなものに加入できることはご存知でしょうか。
ここも自分で安いところに加入するので、かなり費用を抑えることが可能です。
僕が加入している火災保険については、下記を参照してください。
-
参考火災保険は自分で加入するべき【賃貸物件の初期費用を安くできる】
続きを見る
安心入居サポートという謎のオプション
「安心入居サポート」も管理会社で説明聞いてもこれにお金を払う気が起きませんでした。
内容は下記の通り。(ホームズから引用)
- キッチンなど水回りの水漏れやトイレの詰まりなどをサポート
- 鍵をなくした場合、解錠など
- 電気やガスなどのトラブルをサポート
- 害虫駆除サービス
- パソコンのトラブルをサポート
- 電球などの交換
- 不審者や訪問販売、騒音など居住環境のトラブルをサポート
そして安心入居サポートが必要ない理由は下記の通り。
- 火災保険で代行できる
- そもそも設備の修繕費は家主が負担すべき
- これくらい自分でできるわ
ちなみにこの安心入居サポート(笑)加入必須と行ってくる不動産もありますが、「いらない」とはっきり言いましょう。
特に初めて一人暮らしをする大学生(特に女性)には、強く進めてくから注意。
初期費用交渉のタイミング
僕が家賃交渉をしたタイミングをお伝えします。
結論から言うと下記です。
- 部屋を問い合わせる時
- 見積もりを出してきた時
部屋探しサイトでお気に入りの部屋が見つかったら、不動産に問合せしますよね。
もうその時に前述で話した「仲介手数料」や「火災保険」のことを聞いちゃいましょう。
そこで丁寧な対応をしてくる不動産であれば、実際に来店する。
不動産に初期費用の見積もりを提示された時
そこで前述した値下げ可能な項目について必ず質問しましょう。
それで普通に値下げしてくれるならOK。
強要してくるならその不動産はやめておくことです。
交渉はすべてメール・録音で証拠を残すこと
めちゃくちゃ、大事なことを話します。
後から「あれ知らなかった」「言ってない」を防ぐためです。
証拠になります。
不動産はやたら電話を使いたがりますが、「仕事や学業が忙しい」とでも言ってメールにしてもらってください。
家賃の値下げ交渉はダメ元で必ずしよう
ここでポイントは家賃を交渉するのは、借主であるみなさんと家主であるオーナーさんであり、管理会社ではありません。
管理会社は家主さんに借主の意向を伝えるだけです。
そもそも管理会社が「家賃交渉は無理です。」とか言ってきたら、めんどくさがってるとしか思えませんので別の管理会社にしましょう。
僕が家賃交渉した時の話
ぼくは、気に入った部屋が会った時「家賃下げてくれたらすぐ契約する。」と言いました。内見中でしたがその場で不動産営業マンが管理会社に電話して交渉成功。
ただし、前述した初期費用に関する問合せは必ずしておきましょう。
初期費用の見積もりは必ず複数社に依頼しよう
初期費用は必ず複数の管理会社に依頼しましょう。
前述の表で私していますが、僕は同じ物件でA社とB社の2件に初期費用の見積もりをお願いしました。
B社には仲介手数料の見直しと、家賃交渉ずみ。
「初期費用」見積もりの違い
- A社:197,700円
- B社:115,000円
ここに日割り家賃が加算されますが、それでも約80,000円は安くなってますね。
この浮いたお金は、引越し代金と必要経費に回すことできました。
引越しについては、「くらしのマーケット」に依頼。相場よりかなり安くできました。
-
くらしのマーケット格安引っ越しを2回利用した感想【評判・見積もり】
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不動産に行く前に、絶対に見ておきたい「リベラルアーツ大学」
「リベラルアーツ大学」は両学長というマッチョなライオン(笑)が、お金に関する知識を教えてくれる動画・コミュニティです。
有料コミュニティもありますが、ブログやYouTubeは無料で視聴可能です。
僕も実際、この動画を参考にするだけで初期費用が押さえられました。^^
🔽僕が初期費用で参考にした動画
書籍「本当の自由を手に入れる お金の大学」が出版されています。
Amazon書籍の「節約」部門ランキングで、2位となるなどとても中身の濃い内容です。(フルカラーで見やすい。^^)
物件契約「初期費用」を抑える まとめ
- 仲介手数料は家賃の0.5ヶ月分
- 害虫駆除費は必要ない、バルサンで十分
- 火災保険は個人で加入する
- 安心入居サポートという謎のオプション
- 交渉はすべてメール・録音で証拠を残すこと
- 家賃の値下げ交渉はダメ元で必ずしよう
- 初期費用の見積もりは必ず複数社に依頼しよう
- 不動産に行く前に、絶対に見ておきたい「リベラルアーツ大学」
知らないことは恐ろしい。
逆に、知っているだけで、自分に有利に働くものばかりです。
みなさまも、よい優良物件が見つかりますように。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。